女将からのお知らせ

中秋の名月です!“がんばってます福島”

「月々に、月見る月は多けれど、月見る月は、この月の月」。
と歌われたように、今日は旧暦八月十五日、「中秋の名月」または「芋名月」です。

十五夜はほぼ満月で、日の入ごろ月が上り、日の出ごろ沈みます。
夜に澄んだ秋空に昇るこの丸い月はやがて中秋の名月と呼ばれるようになり、これを観賞する風習が生まれたんだそうです。

また 秋は収穫の時期でもありましたので、その年の収穫物を月に供える風習が各地に残っており、「芋名月」などの呼び名はここから生まれたものです。
現在、月見団子を供えるのも、芋を供えた風習の変形だと考えられています。

広野町のみなさんと今日は「お月見」をしました。
Kさんが、ススキや萩・栗を取ってきてくれ、Iさんがお団子やおまんじゅうを買ってきてくださいました。
なごやかで、とってもいいお月見になりました。


夕食後、カトリックさいたま教区サポートセンターのグェン・ゴク・トァンさんを初めとした災害ボランティアの方々が、広野のみなさんの避難生活についての取材にいらしゃいました。
撮影された映像は、カトリック教会を通じて世界に向けて発信されるそうです。

心のケアーを中心に活動されていらっしゃるのですが、当館のみなさん、とっても明るく生活されているので驚かれていました。
ベトナムからいらした方が多く、ベトナム戦争終結後に日本からの多くの支援を受けたので、日本のために恩返しをしたいという思いから実現したのです。
私も
「どうして避難の方のお世話をしようと思ったのですか?」とか
「津波は、どのようでしたか?」などいろいろ質問されました。

世界の人たちが、私たちのことを考えてくれている!!!。
私は、世界中で起きた多くの不幸を、自分のことのように真剣に考えたことがあったでしょうか・・・?
今日の広野町のみなさんのお夕食です。
・さわらのソテー(さわら・ブロッコリー・なす・パプリカ・とうもろこし) 
・変わり冷や奴(豆腐・きゅうり・ザーサイ・辛子ポン酢)
・なすの胡麻味噌和え(なす・ねぎ)
・枝豆
・お新香(もみ漬け・大根桜漬け)
・ご飯
・味噌汁(じゃが芋・玉ねぎ)
・お楽しみ(月見団子・饅頭)
割烹旅館 天地閣
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