女将からのお知らせ

サケの話をもうひとつ!“がんばってます福島”

サケは、生まれた川に3〜5年を経て帰ってくるといわれています。
これを「母川回帰(ぼせんかいき)」というのですが、サケの頭部にある磁鉄鉱の結晶(磁石)で「磁気」と臭覚で「匂い」を利用して母川回帰しているということです。
いわき地方でも、その家から出た人はお歳暮に「塩引き」を持ってくると言う慣わしがありました。
サケの母川回帰に由来するのでしょう。
私が子どもの頃など、暮れともなると、農家の土間の梁にはたくさんの「塩引き」が下がったものでした。
上記のように昔はお歳暮の贈答品と言ったら、西日本では寒ブリを送るのに対して東日本では“荒巻サケ”が多く用いられていました。
その際お使い物の荒巻サケを『新しい藁(わら)で巻く』ことから藁の部分を省略し“新巻サケ”と呼ばれるようになりました。
また『薄塩(甘塩)にして長期保存せずに早いうちに食べる』
つまり『新しいサケを食べる』が語源とも言われています。

小名浜放射線量測定値(いわき市災害対策本部)単位:μSv/h
 12月 3日(土)AM10:00 小名浜支所
  小名浜支所 地上1m  0.08
           地上1cm 0.11

基準値内です
今日の逸品です。
・煮魚(むし鰈)
  晒し葱・柚子・春菊
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