女将からのお知らせ

こんな家族、あっていいのでしょうか?“がんばってます福島”

当館に避難の広野町の家族で、お父さんとおじいちゃん、おばあちゃんは当館から仕事に(広野町で自営業)通っており、子どもたちの健康被害を考えて、お母さんと小学生のお嬢さんと小さなボクは、お母さんの実家(二本松市)に避難している方がいます。
事故前は、三世代みんなで普通に広野町に住んでいました。
週末だけ、お父さんが子どもたちに会いに行く離ればなれの生活、ここでは珍しくはないのです。
「こんな生活があっていいのでしょうか?」
家族が一緒に住めないなんて・・・。
あの日から、すべてが変わってしまったのです!

おばあちゃんは、「この先3〜4年は、広野町で一緒に暮らせないのでは・・。」と涙ぐんでいたのに、私は何と声を掛けていいのか、ことばにつまってしまいました。
エデェウス代表 藤田素子先生から、広野町の皆さんへとお菓子が届きました。

私も先生の観光ステップアップ講演会を何度か受講したことがあるのですが、日本航空国際線ステュワーデスの経験がおありの先生のお話は、わかりやすくて、いつも帰る頃には気持ちが前向きになって、元気の出る内容でした。
ホームページで、広野町の皆さんへの応援食材を募集しているのをご覧になってお送り下さいました。
お心遣い感謝いたしております。

復興して、また先生の講演を受講する機会が出来ましたら、学ぶことの出来る幸せをかみしめ、もっともっと積極的に取り組みたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今日の広野町に皆さんのお夕食です。
・ちらし寿司(金目鯛・マグロ・いか・わらさ・玉子焼き・かんぴょう・もみ海苔)
・マカロニサラダ(ジャガイモ・にんじん・きゅうり・玉ねぎ)
・お新香(がり)
・あら汁(金目鯛・ねぎ)
・デザート(りんご)
割烹旅館 天地閣
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