女将からのお知らせ

最新の記事

いわき市海水浴場の開設を見送り!“がんばってます福島”

去年は、7月14日に新しくオープンした「よつくら道の駅」で盛大に海開きが開催されました。
いわきには、美しい海岸線に沿って、それぞれ特徴のある10の海水浴場がありました。
けれどもこの度の津波で、どの海水浴場も大きな打撃を受け「よつくら道の駅」も崩壊してしまいました。




・瓦礫の撤去が間に合わない!
・余震による津波の発生が懸念される!
・風評被害により集客が見込めない!
・原発事故による安全性が確証されない!
などの理由から、今年はいわき市の海水浴場は、開設を見送ることになりました。

とても残念です!

[全文を表示]

キリンの首のように、なが〜いクレーンは、“がんばってます福島”

今日は、当館の下の岸壁でキリンの首のように、なが〜いクレーンが、海底から何かを引き上げています。
ダイバー2名が、潜っては何かをその先に引っかけているようです。
見物人もたくさん出ています。

当館に避難の方が近くまで行ってみると、津波で流れ込んだがれきや漁網・コンテナ、ロープや漁具などを引き上げていたんだそうです。

港の機能を取り戻すためには、湾内のお掃除も大切なんですね!
着実に港再開に向けての準備が進行中です。 [全文を表示]

ロケ地「永崎海岸」「勿来漁港」で・・・。“がんばってます福島”

震災前のここ「永崎海岸」や「勿来漁港」を始め、東北地方がロケ地として使われた映画『星守る犬』が、6月11日から東宝系で公開されます。

福島県出身の西田敏行さん(釣りバカ日誌8でも当館でロケ)や玉山鉄二さん、川島海荷さん、中村獅童さんらが出演。
永崎海岸では、西田さんと犬のハッピーの海水浴、勿来漁港では、中村さんが漁師として働いているところが撮影されたそうです。

「震災前のいわきの素晴らしい景色が記録された映画になりました。この映画ではおとうさんとハッピーが、出会う人々に幸せの種をまいていきますので、ご覧いただいた方にも、幸せの種を受けとり、希望という花を咲かせていただき、少しでも復興への意欲につなげてもらえたら」と同映画の窪田義弘プロデューサーからのメッセージです。

みなさん、私たちを忘れずに応援してくださっているんですね!
[全文を表示]

こんな家族、あっていいのでしょうか?“がんばってます福島”

当館に避難の広野町の家族で、お父さんとおじいちゃん、おばあちゃんは当館から仕事に(広野町で自営業)通っており、子どもたちの健康被害を考えて、お母さんと小学生のお嬢さんと小さなボクは、お母さんの実家(二本松市)に避難している方がいます。
事故前は、三世代みんなで普通に広野町に住んでいました。
週末だけ、お父さんが子どもたちに会いに行く離ればなれの生活、ここでは珍しくはないのです。
「こんな生活があっていいのでしょうか?」
家族が一緒に住めないなんて・・・。
あの日から、すべてが変わってしまったのです!

おばあちゃんは、「この先3〜4年は、広野町で一緒に暮らせないのでは・・。」と涙ぐんでいたのに、私は何と声を掛けていいのか、ことばにつまってしまいました。 [全文を表示]

まもなく3ヶ月になります!“がんばってます福島”

あの大震災があって、間もなく3ヶ月を迎えようとしています。
二次・三次避難所として、当館に来られて早1ヶ月半。
先の見えない将来に、皆さんとても不安がられています。

特に6月中旬には、仮設住宅の住居者の発表があり、当館への避難も7月までということで、その先がどうなるのか「もう 広野の家に帰る!」と言い始める人も・・・。(緊急時避難準備区域のため帰ることが出来ません。)

仮設住宅も1968世帯に対して201戸という狭き門で、二期工事のめどがたっていないというのですから、皆さんが不安がるのももっとものことです。(他に県借り上げの民間住宅がありますが、ただ今いわき市内は、いっぱいの状態です。)
原発の早期収束を切にお願いいたします!
国や県は、安心して避難生活が出来ますよう、今後の指針を早急に明確にしていただきたいと思います。

『ぜいたくは言わない!今までのような暮らしがしたい!』というのが皆さんの本音です。 [全文を表示]
割烹旅館 天地閣
〒970-0316 福島県いわき市小名浜下神白字綱取143-23
TEL 0246-53-3285 FAX 0246-54-5042