女将からのお知らせ

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帰ってきた「メヒカリ」!“がんばってます福島”

「アクアマリンふくしま」に展示されていた、いわき市のさかな『メヒカリ』(標準和名マルアオメエソ)が避難先の新潟市の「マリンピア日本海」から帰ってきました。

「アクアマリンふくしま」では、大震災による津波で地下の電気系統に大きな損壊を受け、多くの生き物が死んでしまいました。
けれども運良く『メヒカリ』は、一命を取り留めご厚意で新潟市の「マリンピア日本海」に一時避難していましたが、同水族館ではいち早く受け入れ態勢を整え、3ヶ月ぶりに無事里帰りすることができました。

このメヒカリ、世界最長の飼育日数を更新中で(本日で 2703日を達成)世界で初めて常設展示に成功したいわき市のシンボルのさかなです。
7月15日の一部オープンの目玉になることでしょう! [全文を表示]

「あの」お花がついに・・・!“がんばってます福島”

大震災から早3ヶ月、広野町のみなさんが当館に避難して、間もなく2ヶ月になります。
傷ついたみなさんの心の癒しになれば、と植えたハイビスカスにつぼみが付きました。

表示通りなら、ピンクの花が咲くはずなんですが・・・。
その他に、赤と黄色のハイビスカスの苗も植えましたが、こちらはまだです。 [全文を表示]

シャボン玉とんだ♪♪♪“がんばってます福島”

当館に避難の小学3年生Sちゃん姉弟が、シャボン玉をしていました。
どんどん高く、お隣の屋根の方まで飛んでいきました。
思いつくのは、野口雨情の「シャボン玉」の歌です。
 
 シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
  屋根まで飛んで こはれて消えた
 
  シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
  生まれてすぐに こはれて消えた
 
  風々吹くな シャボン玉飛ばそ

雨情は長女をわずか7日で亡くなってしまい、この詞はこの悲しい事実がきっかけとなった、とも言われています。確かに雨情の父親としての思いを重ねて「シャボン玉」の詞を読むと、雨情の「失われゆくもの」「失われてしまったもの」に対する情感が深いものだと感じられます。

この度の大震災で、多くの幼い命もシャボン玉のように消えてしまいました。
残された私たちは、守ってあげられなかったその子たちのためにも、恥ずかしくないような、安心して暮らしていける環境や自然を、これから作っていかなければいけないと思います。
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永崎海水浴場は・・・!“がんばってます福島”

小名浜は、瓦礫の撤去も済んで、町全体は落ち着きを取り戻してきました。

今年は、いわき市すべての海水浴場の開設の見送りが決まり、当館から一番近い海水浴場として、今までお勧めしていた「永崎海水浴場」(車3分)が、その後どんな具合になっているかと行ってみました。
砂浜は、まだ瓦礫が散乱していて、津波で砂が流れてしまったのかだいぶ狭くなっているように見えました。

去年の夏は、ここにたくさんの「海の家」が軒を連ね、多くの海水浴客が「いわきの海」を楽しんだことでしょう。 [全文を表示]

アクアマリン移動水族館が・・・!“がんばってます福島”

ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」は、避難所や被災校を対象とした移動水族館をスタートさせました。初日は、久ノ浜二小が移転している郷ヶ丘小学校で、続いて豊間小が避難する高久小、永崎小が避難する江名小、久ノ浜一小が避難する中央台北小と続き、児童たちと海の生き物のふれあいを通して地域復興に向けた支援活動にあたっています。
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割烹旅館 天地閣
〒970-0316 福島県いわき市小名浜下神白字綱取143-23
TEL 0246-53-3285 FAX 0246-54-5042