女将からのお知らせ

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小松菜!名前の由来は?“がんばってます福島”

「小松菜」という野菜は、最近いわきでもよく食卓に上るようにようになりましたが、江戸時代初期に江戸川区小松川付近で栽培され始め、その地名からつけられた名前です。
もともとの旬は冬でしたので、冬菜とも呼ばれていました。
将軍徳川吉宗が、鷹狩りの際献上され、地名から「小松菜」と命名したという言い伝えもあるそうです。

「小松菜」を使った珍しいお菓子をいただきました。 [全文を表示]

サンマの食べ方いろいろ!“がんばってます福島”

以前、福井方面に旅行をした時、「へしこ」と言うおもしろい食べ物を見つけました。
サバをぬかに漬けたもので、ぬかを落とし焼いて食べるのですが、かなり塩辛いものでした。
若狭地方および丹後半島の伝統料理で、越冬の保存食だそうです。
ぬかのうまみが鯖に移り、塩分が生臭みと水分を取ってお茶漬けや酒の肴に適していると思いました。

最近「ぬかサンマ」と言うサンマの加工品が出回っています。
当館でも朝食にお出ししているのですが、「秘密のケンミンSHOW」の北海道県民のひみつで紹介されてブレイクした商品です。
作り方は、「へしこ」のサバをサンマに変えたもので、北前船がその作り方を北海道に伝えたと言われおり、道東の名産だそうです。
みなさん召し上がったことはありますか?
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希望の轍(わだち)!“がんばってます福島”

「街全体が、元気を取り戻しつつある!」

「福島のライダーは元気です!」

「地元の名物を美味しく頂く」

「着実に進んでいる。着実に!」

「素地が残った。その先には希望がある。必ず!」

「心に刻み、忘れずにいよう」の文字が躍ります。

モーターマガジン社から発売の「ミスターバイクBG」1月号です。(コンビ二等でも販売、バイク関連誌で売り上げ業界No,1を誇る。)
『津波被害の大きかった岩手、宮城の情報は細かく報道されていますが、福島は原発関連のニュースばかりです。
世間では風評被害も甚大で福島を訪れる人も少ないです。復興に向けた人々の元気には頭が下がる思いでした。回を重ねるほどに新しい魅力を感じます。
バイク乗りの目線から見た「福島の今後」を見守ったり協力したり出来たらいいなあと思う次第です。』

震災以降、5回目のいわき市訪問になりました。

復興の様子を写真で紹介、全国のライダーたちも私たちのことを忘れずに継続して応援してくださっていること、とても頼もしく思います。
「地元名物を美味しく頂く」で当館の『あんこう鍋』『サンマのカルパッチョ』「客室からの景色」も紹介いただきました。
みなさんと玄関でがんばっている決めのポーズの写真も掲載されています。
よろしかったら、ご覧ください。 [全文を表示]

「レッドアンデス」って?“がんばってます福島”

麦・米・トウモロコシと並び世界4大作物のひとつ、「じゃが芋」ほど多くの民族に食されているものはないかと思います。
先日 信州湯田中温泉の島崎藤村ゆかりの宿「中棚荘」様より3種のじゃが芋をいただきました。

じゃが芋の発祥は、ペルー南部のチチカカ湖の畔と言われています。
日本には、16世紀末ジャワ島からオランダ人によってもたらされ、
呼び名もジャワ島のイモ「ジャガイモ」、中国名の「馬鈴薯」、私の小さな頃は、「カンプラ芋」と言っていた年配者もいましたっけ。
これはオランダ語の呼び名から来ているそうです。

写真左下が「メークイーン」、右下が「男爵」そして上が「レッドアンデス」とそれを切って茹でたものです。
サツマイモのような色の「レッドアンデス」に興味津々!さっそく試食してみました。
舌触りがなめらかで、粉質ですので、粉吹きいもやポテトサラダに向いていると思います。
かつて、遠くアンデスの地で原生していたものが、今こうして世界中の食卓に上る食材「ジャガイモ」って、すばらしい植物ですね!

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凛と咲く冬の花は?“がんばってます福島”

池坊では、「陰の花(冬の花)は水仙に限る。賞賛すべき花なり」(『生花七種伝』より)といわれ、水仙は冬の最上の花として特別扱いされてきました。
江戸時代頃は、冬の花といったら、現代と違って外来種の色とりどりの花もなく、清楚な日本水仙は特に貴重な花だったのでしょう。
寒さの中に凛として咲く姿、そしてその気高い芳香が先人たちにそう言わしめたのでしょうね!
枯れ草の中でひそかに咲く、「日本水仙」が私は大好きです。

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割烹旅館 天地閣
〒970-0316 福島県いわき市小名浜下神白字綱取143-23
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