女将からのお知らせ

最新の記事

メリークリスマス!“がんばってます福島”

今日、東京在住の妹から電話があり、
「年末年始、旅館の予約状況はどう?」

震災後、マスコミでも言われているように、『家族の絆』を改めて再認識する方が多く、お陰さまでクリスマスイブの今日もお正月もご家族単位のご会食やご宿泊の予約をいただいております。

「福島は、ほとんどお客様がないかと思ってたけれど・・・。」と妹。

子どもを育てていた頃は、クリスマスもお正月もお盆もないこの仕事を恨めしく思ったこともありましたが、今はこうして『ふくしま』を応援してくださるお客様のおいでがありがたく、それぞれの大切な思い出作りのお手伝いをしなくてはと強く思っております。

[全文を表示]

YouTube 動画撮影!“がんばってます福島”

正直なところ、今、福島県の旅館は観光客の減少により厳しい経営を余儀なくされています。

どこの旅館も、お客様をお迎えする準備は万端です!
きっと、全国どこの観光地より熱い思いで、心よりのおもてなしをさせていただくはずです。
その思いを、そして福島のみんなのゲ・ン・キを動画(YouTube )でお知らせするために、ただ今「福島県旅連」では、その撮影をしています。

今日は、小名浜旅館ホテル組合の番でした。 [全文を表示]

津波が来たら・・。“がんばってます福島”

今でこそ、小名浜港も国際港として港湾建設がなされ防波堤も二重(外防と内防)にめぐらされていますが、私が子どもの頃は、広い砂浜のある海水浴場と小さな漁港でした。

年配者によると、津波が来るとそのつど被害も大きかったと聞きます。
昨日 高校の先輩でもあり、懇意にさせていただいてます小名浜出身のお得意様とお話をしましたら、「津波が来たら、常光院(高台にあるお寺)に逃げろ!」と代々語り継がれて来たそうです。

この度の大地震は、想定外のことだったかもしれませんが、被害を繰り返さないためにも子孫に語り継いで行かなければいけないと思います。
海岸のそばでなければ、成り立たない産業もあることと思いますが、せめて住まいだけは安全なところが望ましいと思います。。
100年に一度と言うことは、孫子の代には、また・・・? [全文を表示]

クリスマスを待つ美味しいお菓子!“がんばってます福島”

すいぶん前のことです。
東京で歩いていたら、ショーウィンドーの中に変わったお菓子が並べられていました。
小戻りして良く見てみると、コッペパンをつぶしたような形をして、周りは粉砂糖で覆われていました。
硬そうにも見えました。

後で知ったのですが、「シュトーレン」、ドイツのお菓子でした。

このお菓子をキリスト教でいうクリスマスの4週間前の降臨節(アドベント)頃から一切れづつ食べてクリスマスには食べきる習慣があり、昔高価な材料があまり手に入らず、クリスマスという特別な時にだけ食べられるお菓子ということで味わいながら、大切なクリスマスを待っていたのではないか、と言われているそうです。

かみ締めると、深い味のあるお菓子ですね! [全文を表示]

幸せって、なぁ〜に?“がんばってます福島”

母より1歳上の83歳だそうです。
今日お嬢様とご一緒に、来年早々の「長寿会」のお食事の打ち合わせにいらっしゃいました。

いろいろお話しているうちに、
「私は小さい頃から、母親に『不足はもってのほか』と言われて育って来ました。」
「不平不満を言わず、感謝する気持ちと相手の気持ちになって物事を考えて義父母とも暮らし、7人の娘を育ててきたから、今までとっても幸せでした。」
「農作業もきつかったけど、とっても楽しかった。」

80歳を超えた時、果たして私はそう言えるかしら?

今の豊かな日本は、このようなお年寄りが作り上げてきたのですね!
感謝する心で、当日はみなさんのお口に合うようなお料理をご用意したいと思います。

そして、娘たちにも今日のお話をしてあげようと思っています。 [全文を表示]
割烹旅館 天地閣
〒970-0316 福島県いわき市小名浜下神白字綱取143-23
TEL 0246-53-3285 FAX 0246-54-5042