女将からのお知らせ

流鏑馬で出会った人たち!“がんばってます福島”

先日行われた住吉神社の流鏑馬では、空に向かって投げられた御利益のある扇を取ろうと、みんな身を乗り出していました。

私の隣に陣取っていた6〜7名のお嬢さんたちから、聞こえてくる会話を聞いていると、どうやら中国語のようでした。

彼女たちも、流鏑馬の射手の笠についていた御幣を手にしています。

そして、私に
「これは?」と片言の日本語で聞いてきました。
私も中国語は話せませんので、そのいわれや御利益の話をしましたが、理解してもらえたかどうだか・・・?

このお嬢さんたちに興味を持ち、おそるおそる質問をしてみました。
「台湾?チャイニーズ?」

「観光?留学生?」

中国からの研修生で、近くにある、カゴメ株式会社が出資・支援する「いわき小名浜菜園」でトマト栽培の勉強をしているとのことでした。

生鮮トマトを栽培する温室の面積は10ヘクタールで、これだけの温室が一ヵ所に集約された養液栽培施設では、東洋トップの規模を誇るそうです。

領土問題などで政治上では、両国の関係が停滞しているように思っていましたが、民間レベルではこのように交流が続いていることを知って、とってもうれしく思いました。

そして、
「しっかり勉強して、中国に帰ったら両国のかけはしになって下さいね!」と手を振って別れました。

日もとっぷりと暮れた帰り道は、不思議と心がポカポカとあったかでした。