女将からのお知らせ

確かあのときからでしょう!“がんばってます福島”

この度の東日本大震災では、多くのボランティアのみなさんに大変お世話になりました。
ボランティア活動に不慣れな私たちは、自己責任、手弁当で働くみなさんの姿に感心したり、感動したりで、作業活動を見つけると、車を止めお礼を言うことしか出来ませんでした。

お陰さまで、今ではあの頃の面影をとどめるものがないくらい、きれいに復興されてきています。
このボランティア精神が、日本人に定着したのは阪神淡路大震災の時からだそうです。

東日本大震災後、すぐに当館に連絡をくれたのは、NPO小地谷の方々で
「必要なものがあったら、何でもトラックに乗せて持って行きます。」
とのことでした。
中越地震で被害者だった経験から、すぐに行動を起こしてくれたのでしょう。


 
先日お泊まりのお客様も、神戸からいらして仮設住宅を回ってお話を聞いて歩くとのことでした。
 
被害を受けた人でなければわからない心の傷は、話すことで癒やされることでしょう!

今日 無事神戸に戻ったことと、
「神戸と違い、福島の方はまだまだ見えない敵と戦って行かねばならないんだと・・・この旅で思わされました。何も出来ませんが、皆様の心と身体が守られますようにと祈り続けます。」
のお手紙と共に、
「お菓子でお茶の一時を楽しんでいただけたら」とおいしいクッキーを届けて下さいました。

被災地を忘れずに訪れて下さる気持ち、ありがたいことです!
割烹旅館 天地閣
〒970-0316 福島県いわき市小名浜下神白字綱取143-23
TEL 0246-53-3285 FAX 0246-54-5042