割烹旅館 天地閣 | 福島県いわき市小名浜

寒い日が続きます。
朝　車に乗ろうとしたら、フロントガラスに霜が降りてこんなにきれいでした。
内側から竹林を見ています。
窓に付着した霜は窓霜と呼ばれ、雪の結晶と同じように樹枝などいろいろな形状の氷の結晶があるそうです。

霜が降るなどといいますが、霜は空中を降ってくるのではなく、目に見えない空気中の水蒸気が地物の上につくりだす氷なのだそうです。
自然が作り出す形、神秘的でステキです！

小名浜地区は、先の大地震で半壊・全壊と認定された家の解体工事が進んでいます。
当館下の建物など（地震や津波で被害）も徐々に壊されて、だいぶ町並みや風景が変わってきています。

ロサンゼルスから私たちのことをを心配して、メールや広野町から避難のみなさんにと応援食材を送って下さったNさんの家も解体されたそうです。（昔　当館で働いてもらっていました。）

私が、写真を撮ってメールに添付して送ったところ、

「ここです。。わたしの家
この基礎工事の頃、よく赤いランドセルを背負って
一人で見に行った事を、思い出しました。
女将さん　本当にありがとうございました。」と、

大震災で、多くの思い出をなくされた方も多いんです！


　　

本日の逸品です。
・初春の彩り
　　鮪のぬた
　　（鮪・槍烏賊・葉タマネギ･独活・花片百合根）
　　真鱈雲子ポン酢添え