割烹旅館 天地閣 | 福島県いわき市小名浜

新年明けましておめでとうございます！
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一年の初めのご挨拶『年賀状』は、1873年に郵便はがきを発行するようになると、年始のあいさつを簡潔に安価で書き送れるということで葉書で年賀状を送る習慣が急速に広まっていったということです。

年に一度だけのやり取りでも、短い文章に近況や抱負、相手への思いやりが込められていて、いただくととってもうれしいものです。

10月まで広野町から当館に避難され、仮設住宅に移って行かれた方々からもいただきました。

毎年年末にご宿泊のお客様は、名古屋に転勤になられたとのこと。
今もご夫婦でバイクに乗っていらっしゃるのかしら？

宇都宮市のゆいと君（毎年ご家族でご利用）からは、
『てんちかくのみんなにまた会いたいです。
水族かんにも行きたいです。
うつのみやもさむいです。』と。
震災に合ったときも、つながらない電話を何度も何度もかけて下さったのです。
字も上手になって、漢字も書けるようになったのですね！

多くのみなさまの思いやりに包まれて、私は何て果報者かと思います。
今度は、私がみなさまのためにして差し上げる番です。
今年の抱負は、誰のために何が出来るかを考えながら過ごしていきたいたいと思います。


　　　　

本日の逸品です。
・のど黒（赤むつ）姿焼き

いわきで言う「のど黒」は、
標準和名が「ユメカサゴ」。

関西地方で言う「のど黒」は
標準和名が「赤むつ」です。

呼び名が同じ「のど黒」でも、地方によって違うさかなです。

この「赤むつ」は、白身全体に脂が入っていてふわっとやわらかく、とても美味しいさかなです。
幻の魚とも呼ばれ、高級魚です。